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日銀新総裁植田和男の逆バズーカは日本人の年金を消滅させる - 貴方を幸福にするFXブログ

日銀新総裁植田和男の逆バズーカは日本人の年金を消滅させる

日銀黒田異次元緩和後の物価と実質賃金
これが黒田の実績か・・・ (T_T)

どうも、スシローでペロペロしたせいで100億円の損害賠償を請求されたエセ賢者です。
将来真っ暗で年金もなくなって、どうやって生きていけばいいんでしょうか?

日銀の新総裁はまさかのダークホース、植田和男氏になるそうです。
ツイッターで事前に、

「発表が遅れるなら雨宮じゃない。緩和修正観測で円高になる」

と告知していたので、エセ予言者をフォローしていた人は上手く波に乗れたと思います。

植田氏自身はタカ派でも反リフレでもなく金融緩和の継続を表明していますが、いずれ出口戦略を意識しないといけないのは変わりません。
黒田がこれでもかと積み上げた不良資産(国債・ETF)の処理と、歪みきったイールドカーブの改善に取り組まなければいけません。
この後始末をすれば「バブル崩壊を引き起こした男」として後世に悪名を残すことは確実なので、雨宮氏を始めとする候補者は皆辞退したのでしょう。

日銀イールドカーブの歪み

<日本国債は不良債権>

黒田が狂ったように介入を繰り返した結果、日銀のバランスシートは歴史上最大に膨らんでしまいました。
金利の上昇は債券価格の下落を意味するので、買い支えを止めたらこれまで買ってきた資産は一気に不良債権に変わります。
2022年末の日銀の国債保有額は555兆円、含み損はなんと8.8兆円になってしまいました。

日本国債の半分以上を買い占めた上にYCC修正で実質利上げしたら、そりゃ損失が膨れ上がりますよね。
0.25%上げる毎に含み損が8.8兆円ずつ増えていくなら、中立金利(3%程度)になったらどうなってしまうんだか・・・

幸い日銀は債務超過になっても、直ちに倒産することはありません。
(信用崩壊やインフレ、国庫納付の停止などのリスクはあります)

しかし、国債価格の下落(金利上昇)によって被害を被るのは日銀だけではない。
地方銀行や個人向け国債を保有する投資家、ローンを組んでいる人など、あらゆる場所に影響が出ます。

特に影響が大きいのは、日本第二位の国債保有者。
日銀の次に国債を買っているのは誰か?
それはGPIF(国民年金機構)です。

GPIF年金巨額損失

<国債下落・金利上昇は年金に損をさせる>

GPIFの国内債券保有額は53兆円なので、金利が0.25%上がるごとに8000億円ぐらい損失が増えることになります。
同程度の海外債券や国内株式、海外株式を持っているので、実際の影響はその4倍近くなるかも。
金利上昇・株価下落の著しかった2022年度第3四半期の運用実績は、大きなマイナスになっています。

<2022年度第3四半期の運用実績>
収益率:-0.97%
収益額:-1兆8,530億円


民間銀行や投資家は金利の上昇が続く日本国債・米国債から現在進行形で逃げていますが、GPIFは決して損切りしないでしょう。
植田新総裁が異次元緩和の終了・金利の正常化に舵を切れば、日本人の納めた年金保険料は焼かれることになります。

米ドルを燃やす黒田総裁

<国債運用は逸失利益を生み出す>

多くの日本人は「年金運用は国民の納めたお金を増やしてくれている」と盲目的に信じていますが、それはとんでもない詐欺です。

国民が老後の資金を作りたいなら、自分で有望な会社を見つけて投資すればいいだけのこと。
国債を安全資産だと評価するとしても個人向け国債を買えばいいので、国が保険料を徴収して買わせる理由にはなりません。

超低金利の日本国債に投資して、いったいどれだけの利益になるんでしょうか?
インフレ率4%に対して0.25%~0.5%の利息をもらっても、円の減価に追いつかずに損するだけですよね。

『加害行為を受けなければ本来得られた利益』逸失利益と呼びます。
例えば交通事故で亡くなった人は本来なら普通に働いてお金を稼いでいたはずなので、裁判で加害者に補償を請求できます。
投資詐欺に遭った人はそれがなければ株式投資などで配当をもらっていたはずなので、詐欺師に逸失利益を奪われていることになります。

よく「債券は満期まで保有すれば全額償還されるから、含み損は問題ない」みたいなことを言っている素人がいますが、逸失利益を理解すれば悪質な詭弁だとわかります。
元本が戻ってきたところで円の価値はインフレで低下しているし、金利が高くなってから投資すればもっと儲かったのだから「本来の金利-投資した金利」の分だけ利益が減少しています。
見かけ上は損失が出ていないように見えても、実は損しているのです。

日本人は国営ネズミ講・・・じゃなかった、GPIFに保険料を強制徴収されて超低金利の国債に投資させられているので、『本来の運用益-国債の運用益』の逸失利益が常に発生しています。
これから金利が上昇して国債価格が下落すれば、さらにとんでもない損失を被るでしょう。

はっきり言ってしまえば、GPIFによる国債運用は老後の生活を保証すると見せかけて放漫財政のツケを払わせる、搾取制度だったんですよ!

厚生年金の保険料率

一般に株式と債券でリスクヘッジしたポートフォリオは安定すると言われていますが、中銀バブルの崩壊で株も債券も下落する環境では全く意味がありません。

⇒株と債券は本当に逆相関なのか

よくよく考えてみれば「国民から徴収した金で国債を買う」という行為自体が狂っているのですが、殆どの日本人はそのおかしさに気付いてすらいないのが実情。
こう並べて書いてみれば、その異常性が理解できるでしょう。

・国債発行:税金で足りない分の資金を民間から集める
・年金運用:老後のためと言って民間から集めながら、国債や株にお金を入れる


政府は福祉事業や景気対策でバラマキを続けており、その事業費が足りないから国債発行に頼っています。
年金保険料として受け入れたお金で国債を買うのであれば、間接的に保険料で公共事業をやっていることになります。

いや、そんな二度手間をかけるくらいなら、最初から税金として徴収した方が効率的でしょ・・・
要するに消費税や所得税という形で税率を上げると国民が反発するので、より取りやすい保険料を利用して実質的な増税をやっているのです。

老後の安心安全を謳った年金制度は、見えにくい形で増税を進めるために作られた詐欺です。
アベクロは日銀と年金を最大限に悪用して『国債の買い支え』『株価上昇による好景気の演出』をやってきたので、新総裁がそれを止めれば不良債権は一気に暴落して日本人の資産は失われます。

この逃げ場のない状況で後任を引き受けてくれた植田氏には、本当に頭が上がりませんよ。
おそらくかつてのバブル崩壊時と同じように「日銀が引き締めを早めたから不況になったんだ!」と言って植田氏を逆恨みする輩が出てくるでしょうが、不良債権の処理と日本経済の再興を宜しくお願いします。

⇒日銀YCC現状維持で黒田総裁は逃げ切り!

バクチで年金を溶かす安倍総理
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経済学者は「破綻」or「破綻しない」で物事を考えない。

君が普段から二元論を批判してるのに、君自身が二元論で物事を語っている。

今回就任する方も、二元論では考えていないから、君ほど事態を深刻には考えたいない。もちろん、コロナばら撒きによるバブル崩壊の懸念はあるが、破綻して日本が週末を迎えるという話でもない。

2023-02-11 13:02 | from 匿名

投稿後に気付いたが、誤字脱字については謝罪する。

2023-02-11 13:03 | from 匿名

Re: タイトルなし

1週間で週末が来るのを否定する人はいない。
バブルを起こせば崩壊するのは必然なんだから、二元論もくそもない。

金利が上昇すれば、必ず計算通りの損失が発生する。
当たり前のことでしかないから、歴史と金融の仕組みを勉強すること。

2023-02-11 13:33 | from 幸福賢者

いつも勉強させてもらってます。
YCCは少なくとも修正は入るでしょうし
今後は円高、増税、不況で酷いことに。
ただ東京近郊は人手不足が甚だしく
中高年派遣の身で今月額面37万、有難い限りです。
ただ、地方経済は酷いことになるのでしょうね。
日本女性の平均年齢が50歳、
治安悪化などの副作用覚悟で大規模な移民受け入れしか道がないのかなと思っています。

2023-02-11 22:51 | from 匿名

Re: タイトルなし

インフレを放置しないのであれば金利は上がるしかないので、とんでもない不況になるでしょうね。
東京はまだしも、私のいるような田舎は悲惨です。
移民を受け入れたところで、通貨安が進む国に稼ぎに来る人はあまりいないと思いますよ。

2023-02-11 23:05 | from 幸福賢者

ご返信、ご教示ありがとうございます。
ただ、日本は腐っても鯛
対外資産も世界一ですから
今すぐどうこうにはならないと楽観しています。
まぁ、当方51歳で逃げきれればいいのですけれど…。
ただ、若い世代には申し訳ないと…

2023-02-12 01:29 | from 匿名

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