走っても慌てても、辿りつく場所はきっと同じ

一体どこへ行く気だ!?
速いことは、世界で一番優れていること。
1時間の仕事を30分で終わらせれば、時給は倍になる。
100m走のタイムを3秒縮めれば、金メダルと莫大な富が手に入る。
そんなわけで、私達は常に生き急いで、できるだけ多くのことを成そうとしています。
しかし、実際に大成した人々を見てみると、あまり性急に生きてきた人は多くありません。
スピードがある人ばかり出世しているわけではないし、のんびりした人が無能なわけでもありません。
短期的に見れば早熟な人のほうが大きな成果を上げますが、しばらく経つとそれほど差がなくなっていたりします。
幼少の頃に神童と呼ばれた子供が、大人になっても天才と呼ばれていることはまずありません。
逆に大器晩成で、遅くから才覚を示す人は相当な富を築くことが多い。
200mトラックで半周差をつけられようが、42.195kmのマラソンではたいしたことではありません。
FXで今日5千円負けようが、生涯年収3億円野中では微々たるものです。
結局のところ、一時期の差や失敗は、人生においてそれほど重要ではないということ。
走っても歩いても、方向が同じなら同じ目的地に着きます。
車に乗ろうが、飛行機に乗ろうが、たどり着く場所は変わりません。
経費と到着時刻は変わりますが。
最近はガソリンが高騰しているので、エセ賢者も自転車や徒歩で移動することが多くなっています。
120年ローンで買った愛車(4WD)も宝の持ち腐れですね。
☆エセ賢者の愛車

十分な試行回数を伴う実験では、一つ一つの揺らぎは大きな意味を持ちませんん。
小さな確率でも起こりえることは必ず起こり、起こりえないことは起こりません。
自分の命を大事にした上で幾度もチャレンジを続ければ、遅かれ早かれ必ず目的地にたどり着くのです。
成功する人は、どんなに回り道をしても必ず成功します。
危ないことをしている人は、運に関係なくいつか必ず破滅します。
小説家を天職にしている人は、たとえ若かりし日に別の道を選んだとしても、結局小説を書いていたでしょう。
円満夫婦は、たとえ一度トラブルで別れても、いつか結婚していたでしょう。
大きな分岐路を進んだ気でいても、いつの間にか古巣に戻っていることはよくあります。
エセ賢者だって同じ。
FXに出会わなければこのようにFXブログを運営していなかったでしょうが、いずれ似たようなことを始めていたはず。
もしかしたらメルマガで猫の素晴らしさについて熱く語っていたかもしれませんが、いずれにせよいつかネットの海に出て、情報発信を始めていたことは確かでしょう。
今日の結果に心配しなくていい。
明日のことに気をもまなくていい。
やるべきことをやってれば、多少の遅延はあっても必ず行くべきところに行き着くことになるから。
目的地さえ間違えなければ、それでいい。
貴方の努力は、いつか報われる時が来ます。
貴方のゴールは、いつか必ず見つかります。
その日が来るまで、今は歩き続ければいいのです。

迷うことも、遠回りすることもある。
けれど、きっとそれでいい。