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プロスペクト理論 ホモサピエンスは勝てない - 貴方を幸福にするFXブログ

プロスペクト理論 ホモサピエンスは勝てない

原人

<プロスペクト理論とは>

人間は、利益と損失を平等に見ません。
同じ金額なら、利益の獲得よりも損失の回避を優先します。
その性質をプロスペクト理論と呼びます。

例題を挙げて、解説してみましょう。

その前に確認しておきますが、貴方はホモ・サピエンスですか?
YESならプロスペクト理論の対象なので、ぜひ次の設問にチャレンジしてください。
ホモ・ネアンデルターレンシスやホモ・エレクトスでしたら、よく分からないので学会にでも行ってください。

<問題1>

.次の二つのチャンスがあったなら、どちらを選びますか?

①100%の確率で50万円ゲット
②50%の確率で150万ゲット、50%の確率で50万円失う


多数の人にアンケートを取ったところ、大多数の人が①を選んだそうです。
ビキナーズラックの正体を読んだ方はお分かりでしょうが、①も②も、期待値は同じです。
つまり、十分な試行回数があるなら、投資効率は同じになります。

仮により期待値の高い選択肢
③50%の確率で160万ゲット、50%の確率で55万円失う
があったとしても、やはり多くの人は①を選ぶでしょう。
感情が利益より損失の回避を優先するからです。

プロスペクト理論は、我々人間を守る、非常に優秀な防衛システムです。
いくら利益が多くても、死んでは何にもなりませんからね。

太古の昔は、色々な人類がいたでしょう。
大物を狙う狩人、木の実を拾い集める者、農耕を始める者・・・・・・

自然はギャンブルとは違います。
いくら大きな獲物を狩っても、長く生きられるわけではありません。
安全策を取る者が生き残り、大物を仕留められるトレーダー向きの原人は滅んだことでしょう。
その結果、リスクを避ける人類が現在繁栄しているわけです。

プロスペクト理論は長い進化の過程で人類が培った、生きるための本能なのです。

<ホモサピエンスはFXで負ける>

優秀なホモ・サピエンスの貴方は、次の設問にチャレンジしてください。

<問題2>

ドル円を95円でロングし、リミット(利確)を100pipsで設定しました。
ストップ(損切り)はいくらで入れますか?

①-50pips
②-100pips
③-200pips

④そのうち助かるから、入れない

数字で見ると迷いますが、実際にやってみると明らかな差が出ます。
普通の人は、圧倒的に④を選びます。
そもそも損切りを設定することすら思いつきません。

為替というのは、価格が上下するものです。
「少し含み損が出てしまった。でも、すぐに戻るかも・・・・」
そう思ったとき、プロスペクト理論が発動します。

「よし、もう少し様子を見よう」

目の前の損失から目を逸らし、運に任せてしまうのです。
この時の損失はわずか10pipsですが、損失額は問題ではないのです。
損失そのものを避けるのが、プロスペクト理論の効果です。

ドル円が-50pipsになっても、-100pipsになっても、損切りしません。
一方でエントリーしたユーロはや豪ドルは思惑通り上昇しました。
しかし、ドル円のように含み損に変わってはもったいないので、+20pipsで離隔しました。

勝率は高いのに、口座残高はどんどん減っていきます。
プロスペクト理論により、ドル円の損失を認められないからです。
含み益はどんどん利確し、含み損のポジションは残しました。
そして、損失がどんどん膨らみ、-1000pipsになったとき、強制ロスカットになりました。

いかがでしょうか?
外から見るとバカみたいな話ですが、FXの世界では日常茶飯事の光景です。
損失を避ける本能というものは非常に強いもので、どんなに損失が大きくなろうと容易には認められないのです。
貴方がホモサピエンスである限り。

<プロスペクト理論の克服>

FXで成功するためには、プロスペクト理論を克服しなくてはいけません。
具体的には損失を受け入れ、限定する努力が必要になります。
簡単に言えば、利確幅>損切幅にするわけです。

当然ロスカットを連発して、ダメなポジはどんどん切っていくことになります。
小さな損を沢山出して、本命のポジを育てるのです。

しかし、本能とは実に強大なものです。
損切りは貴方の心に突き刺さり、「もう少し待ってもいいんじゃないだろうか?」とささやきかけます。
アナリストのコラムに都合のよい予想があれば、簡単に心がぐらつくことでしょう。
そうして、ホモ・サピエンスでしかない貴方は本能に負けて、ルールを破ってしまいます。

それを防ぐにはどうすればいいのか?
答えは簡単です。
人間を辞めればいいのです。
ホモ・サピエンスを辞めて、ネアンデルタールにでもなりましょう。

原人

狩猟民族である彼らなら自身が傷つくことも顧みず、大物を仕留めてくれるでしょう。

あれ、難しいですか?
っていうか、無理?

では、代案を用意しましょう。
ホモ・トレーダーに進化しませんか?
ホモ・トレーダーというのは、損切りが苦にならない、新しい人類のことです。
別に同性愛者のことではありません。

彼らは、口座残高をお金ではなく、ただの数字と思っています。
ただの数字だから増減しても、何も気にしません。
そして、期待値の高い手法を完全に信頼しているから、最終的な利益を信じて淡々と損切りを行います。
ただの人間であったときの失敗を乗り越えて、トレードに適合するように進化したのです。

その境地に達するまでには、相当な苦労があったでしょう。
トレードを記録し、十分な検証を積み重ねたことでしょう。

トレードの成否に心を囚われ、一喜一憂していませんか?
トレーダーとして成功しようと思うなら、貴方も進化しなければならないのです。
感情に流されず、淡々と正しいトレードを行えように。
そうすれば、いくらでもお金は入ってくるでしょう。

自分の本能とその中に潜む恐怖を見つめ、頑張ってください。
決して、心の弱さに負けぬように。

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2014-02-28 17:52 | from -

Re: 計算間違いです。

さとさとし様

わざわざ何度もすみません。
もうちょっと見直してから掲載するようにします。

2014-02-28 18:11 | from 幸福賢者

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