勝ち負けは他人ではなく、自分で決めよう
2014-10-31|FXのカラクリ(初心者向け)

これぞ至高のマスコット。その輝きは、何と比較しようと揺らぐことはない。
勝ち負けというのは客観的に定まるものではなく、自分で決めるものです。
他人がどう言おうが、自分が勝ちと認めればそれは勝ちなのです。
オリンピックの銀メダリストを考えてみましょう。
彼は金メダルを獲得できなかったので、必ず一人に負けています。
しかし、我々凡人にとってはメダリストというだけで英雄扱いであり、多くのスポーツマンの頂点に立つ存在であることは疑いようもありません。
私達からすれば、銀メダリストも銅メダリストも間違いなく勝者。
しかし、世界のトップを目指すアスリートにとっては、その栄光すらも敗北と見なされるでしょう。
もしかしたら、金メダリストだって、満足のいかない結果を敗北と捉えるかもしれません。
自己ベストを達成できなければ負け。
全力を出し切れなければ負け。
自分の目標をとてつもない高みに置いて、敢えて敗北としているアスリートは珍しくありません。

投資の世界も同じこと。
ただ儲かれば勝ち、損すれば負けと単純に考える人もいます。
その一方で、
・ルールを守ること
・獲得pips
・人との比較
など、様々な面で判断して、勝ち負けを決めている投資家もいます。
中にはいくら儲けても満足せず、上ばかり見て勝手に不満を持つ、困ったちゃんもいますね。
☆エセ賢者のUSD/BRL取引結果

一応加工も何もしていない今月の取引結果です。
一週間で利益は、873,520円。
ベテラントレーダーの皆様には、さぞチンケな数字に見えるでしょう。
念のため言っておくと、エセ賢者はただ自分に都合の良い結果だけを抽出し、見せびらかしている悪党です。
まずないとは思いますが、こんなものを見てエセ賢者が常勝トレーダーだと、勘違いしないように。
世界一下手糞なトレーダーは、伊達じゃないのよ?
手法も何もなく、適当なところで反発を狙ってエントリー。
持ち越しが怖くなって、チキン撤退の繰り返し。
一応六連勝でそこそこの利益が出ていますが、果たしてこれは勝ちなのでしょうか?
10万円の利益さえおぼつかない新米投資家にとっては、圧勝かもしれない。
同じ相場で何百万も利益を出したプロと比較したら、ゴミのようなものかもしれない。
どう考えるかは、当人次第なのです。
エセ賢者は久しぶりの連勝に胸が躍りましたが、冷静になって周囲を見るとがっかりしました。
USD/BRLはブラジル政府の利上げを受けて急落しており、エセ賢者が取引したレートよりずっと下がっていました。
2.57でショートして2.42まで持っていれば、この数倍の為替差益と大きなスワップポイントが入ったはず。
何百万と資産が回復している人を見て、贅沢にも負けたと思ったのです。
だいたいスワップ目的でUSD/BRLを取引したのに、なんでディトレになってんだよ?
持ち越したの一日だけだぞ。
トレードルールも資金管理も全くなってない。
損益はどうあれ、トレーダーとしては失格です。
こんなことを続けていれば、いつか破滅するでしょうね。
まぁ、エセ賢者は元々トレーダーではないので、どうでもいいけれど。
相場の世界では無数の投資家がひしめき合い、個人の裁量で勝敗を決めています。
数百万の利益を上げても満足しない人もいれば、全財産を失っても「良い経験になった」と納得する人もいます。
誰が勝って誰が負けたかなんて、他人が決めることじゃありません。
個人的には損益に関わらず、投資を楽しんだ人が本当の勝ち組だと思いますけどね。
強制ロスカットや追証になったくらいでふてくされるような人は、元々相場に向いていません。
何度損切りしても立ち向かえる人は、投資に限らずいつか必ず成功します。
この社会の荒波の中で、今も沢山の人達が勝負を繰り広げています。
億万長者になる人もいれば、ホームレスへ転落する人もいるでしょう。
けれど、本当の勝敗を決めるのは自分です。
不運だったと諦めるのも、
いつまでも悪あがきを続けるのも、
勝利に酔いしれて油断するのも、
勝って兜の緒を締めるのも、
全て自分です。
自身を勝利者として認めるのは、自分しかいないのです。
どうか社会の基準に依存したハリボテではなく、貴方が認める勝利者であってください。

どんなにボロボロても、諦めない限り負けじゃない。
心が折れない限り、勝負は終わっていないのだ。
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