公務員年金でさらに株価が上昇!

気持ちはよくわかる。
追加緩和とGPIF運用見直しで上昇し、一旦落ち着いていた日経平均ですが、2月中旬からまた大きく上昇を始めました。
既に18800円を超え、2万円の予想も現実味を帯びてきました。
今回の上昇の原因は企業の好調な業績・・・というわけではなく、公務員年金の運用見直しだと思われます。
2014年にGPIF(国民年金)の運用比率を見直した際、公務員年金は対象外となり、債券比率が高いままでした。
それをGPIF構成に連動させ、株式の運用比率を高めたのが今回の変更になります。
☆公務員年金の運用比率変更
国内株式:8%⇒25%
国内債券:74%⇒35%
海外債券:2%⇒15%
海外株式は8%⇒25%
見事に国債の比率が下がり、株式と海外の比率が上がっています。
30兆円と言われる公務員の年金が、株にジャブジャブつぎ込まれるわけです。
ゴールドマン・サックス証券の試算によると、株式の買い増し額は5兆円以上。
さらに10月には会社員の厚生年金との一元化が控えており、膨大な額が株式市場に流れることになります。
実際にはまだ適用されていませんが、この変更が円安株高に寄与することは間違いなく、それを嗅ぎつけた海外の投機筋がこれでもかと日本株を押し上げています。
なにしろ、安倍自身が海外公演でファンドを焚き付けてるからねぇ。
安倍政権が日銀、国民年金、公務員年金と、次から次へと国民の資産を株式市場に投入して好景気を演出しようとしているのは間違いありません。
次はおそらくJA共済(農協)でしょう。
いずれはバブルが弾けてスイスのように爆発することになるでしょうが、それまでは円安・株高が続くはず。
投機家としては、このビックウェーブに乗るしかないと思われます。
☆日経225を買う方法
株式というとソフトバンクやトヨタといった個別株を想像する人が多いでしょうが、それぞれの株は独自の動きをしており、全体が上昇傾向にあっても上昇するとは限りません。
むしろ一部の銘柄だけが高騰して、値下がり数のほうが多いのに平均が上がることが多い。
そういった局面で利益を上げるためには日経の寄与率が大きい銘柄を購入するか、日経平均そのものを買うのが良いでしょう。
日経平均を買うとは、「日経に連動する指数を売買する」ということです。
例えば証券会社が取り扱っている日経225ミニを買っておけば、個別株に関係なく日経が上がった分だけ利益が出ます。
日経225ミニを取り扱っている証券会社は、
・ライブスター証券
・岡三オンライン証券
・マネックス証券
などがありますが、手数料がかかる上に大きなレバレッジがかけられません。
☆マネックス日経225ミニの手数料
先物手数料 ¥346.5
ミニ手数料 ¥52.5
OP手数料 約定金額×0.189%
証拠金 SPAN(R)×140%
日経を買うことはできても、高額な手数料と資金効率の悪さがネックになるわけです。
その点を克服したのが日経の先物(CFD)で、FXと同じく手軽に低コストで株価指数を取引できます。
☆日経先物のメリット
・手数料無料
・スプレッドが狭い
・24時間売買可能
・最大レバレッジが高い
日経先物を取引できる業者はいくつかありますが、一番条件が良いのはXMで間違いありません。
もっと条件が良い業者があれば、誰か教えてください。
乗り換えますので。
XMは、
・手数料無料
・レバレッジ最大200倍
・スプレッド最小7ポイント(3月より引き下げ!)
で日経225先物を提供しています。
取引プラットフォームは従来のMT4。
FXと全く同じ手順で、先物指数の取引ができます。
10年後はどうなるかわかりませんが、アベノミクスが強烈に株高を推進してきたこと、これからも続けていくことは疑いようがありません。
次々と投入される公的資金に苛立ちを感じている人は、個別株に手を出す前に日経平均を検討してみてはいかがでしょうか?
☆3月から日経225スプレッド引き下げ!