スイスフランショック裁判開始!

そりゃ、訴えられもするさ。
スイスフランショックで顧客に多大な損失を押し付けたDMMが、とうとう提訴されました。
民事裁判のほか、刑事訴訟(詐欺罪と賭博罪)で訴えられているそうです。
ええ、もちろんエセ賢者は何もしてませんよ。
平和と協調を愛するエセ賢者が、裁判なんて野蛮な真似をするわけがないじゃないですか。
きっと沢山の人の恨みを買った結果でしょう。(汗)
多くの善良なトレーダーの方々は知らないでしょうが、実はDMM証券だけではなく、あちこちのFX業者でスイスフランショックに関する裁判が始まっています。
業者側はブランドイメージが傷付くのを恐れて公表しないでしょうが、既に戦いの火蓋は切られています。
具体的な名前を出すと、ライブスター証券、YJFXなど。
彼らにはロスカット義務を無視し、顧客をないがしろにした罪を購ってもらうことになるでしょう。
なぜスイスフランショックが訴訟に発展するかというと、顧客との間に利益相反の関係があるからです。
他にもいろいろ理由はあるでしょうが、顧客の損失が業者の利益になっている現状が一番の問題と考えます。
かのアルパリはスイスフランショックで顧客の追証を被って潰れました。
これは顧客のEUR/CHFロングをカバーしていたからです。
FX業者の役割は顧客注文をインターバンクに流すことなので、この対応は正しい。
しかし、DMMを始めとする日本のFX業者はスイスフランショックで何の被害も受けていません。
「影響は軽微」とか曖昧な表現をしていますが、実際は逆に利益が出ています。
もしも国内業者が全ての注文を適切にカバーしていれば、EUR/CHFを取り扱っている業者は壊滅的な被害を受けていたでしょう。
少なくとも、影響は軽微なんて言うわけがない。
☆スイスショックの被害額
FXCM 260億円
IG証券 53億円
シティグループ 175億円
ユロスイに関する顧客の注文はロングなので、注文を市中に流した業者は最低でも数億円単位の損失を被るはず。
そうならないということは、注文の大半を自社で呑んでいる可能性が極めて高い。
全ての注文を呑んでいれば、
顧客の利益=会社の損失
顧客の損失=会社の利益
となります。
つまり、彼等はスイスショックにより多額の利益を得たわけです。
自社の潔白を証明したければカバー注文の証拠を開示すればいいだけのことですが、殆どの業者はそれを拒否しています。
見られたら困るものが沢山あるのでしょう。
DMMに至っては、
「顧客の注文とカバー注文は完全に無関係であり、カバーしないこともある」
と宣言し、好きな時に好きなだけ約定できるということを示唆しています。
これが不正でなくてなんだというのでしょうか?
インターバンク関係ないなら、ロスカット注文ぐらい通してやればいいのに・・・
投資は自己責任とはいえ、流石にこれは酷い。
顧客を破綻させてまで私腹を肥やしちゃいかんでしょう。
カバー注文履歴を頑なに隠しているFX業者も、裁判所からの命令があれば後悔せざるを得なくなるはず。
ライブスターやDMMが今回の件でどれだけの利益を得たのかは、審理が進めばおのずと判明するでしょう。
誠実と友愛を重んじるエセ賢者は裁判などという野蛮な行為に関わるつもりはありませんが、今回の件は明らかにFX業者側に非があります。
不正業者が法廷でしかるべき裁きを受けることを、心から望んでいます。

権力をかさに横暴に振舞う輩に鉄槌を!
ライブスターは絶賛訴訟中!
⇒FX★スイスショックでロスカット!追証5000万円払えずライブスター証券FX業者に裁判所へ訴えられた男の、婚約解消→敗訴→破産→自殺までの裁判実況&スイスフランショック情報共有ブログ
⇒「FX 約定能力 約定力 約定率 スリッページ 比較 ランキング」とスイスフランショックの関係
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