近づく米国利上げと、暴落する商品市場
2015-07-22|FXのカラクリ(初心者向け)

ちょっと高すぎねぇか?
中国バブル崩壊でなぜ日本株・クロス円、プラチナが下落するのか
で予想したように、貴金属が絶賛暴落中です。
特にプラチナ、ゴールド、シルバーが酷い。
どれも2年前の半値近くまで下落しています。
貴金属を中心とした商品市場が軒並み落下中です。
ついでに言うと、貴金属の価格に連動する金鉱株ETFも、絶賛暴落中。
もちろん、ETF上場信託(金の果実、銀の果実、白金の果実)で貴金属を買っていた、エセ賢者の口座も暴落中です。
なぜ暴落するとわかっていて買ってしまうのでしょうかね、このバカ猫は。

キラキラした物を見ると、つい手に取ってしまうのさ。
貴金属が集中的に下落するのは、やはり中国バブル崩壊の影響が大きいのでしょうか。
噂では、「中国が株式市場を支えるために膨大な金塊を売却した」という話もありますし。
土地の私的所有が認められない国が溜め込んだ現物資産の量は、やはりとんでもない。
しかしながら、商品相場全体が下落するのは、中国の影響だけでは説明が付きません。
ここ数年商品価格が下落を続けているのは、やはり米国の利上げが主因でしょう。
基本的に商品先物CFDは、○○/USDで取引が行われます。
東京ゴールドスポットや金の果実のように円建ての物もありますが、世界の殆どの取引はドル建てで取引されます。
FXでいうなら、ドルストレートを取引しているのと同じなのです。
近年ドルストレートでドルをショートしたトレーダーの大半(エセ賢者含む)は、完膚なきまでに負けています。
特にトレンドに逆らってAUD/USDやNZD/USDを買った人は、瀕死の重体です。
NZDが目下ショートカバー中ですが、利下げが確定的な以上、反発は一時的でしょう。
それと同じくらいか、あるいはそれ以上に、CFDで商品を買った人は損失を被っています。
商品のボラは基本的に為替より大きいため、ドル高商品安のトレンドに巻き込まれると、莫大な損失を抱えることになります。
プラチナは1日で5%以上下がりましたが、これはドル円なら600pips垂直落下しているようなものですよ。
米セントルイス連銀のブラード総裁は「FRBが9月に利上げを行う」と言ってますが、エセ賢者はそうはならないと思っています。
しかし、米国の高官がそれを示唆し、市場がそれを織り込むのなら、このドル高相場は一層の激しさを増すでしょう。
そうなれば、米ドルと逆相関にある商品の下落も止まらないことになります。
米ドル高と商品高は、決して両立しないのだから。
仮に買うとしても、商品/USDロングに対するUSD/JPYロングのヘッジは必須でしょう。
20年前はもてはやされた金・プラチナ投資ですが、時代は変わりました。
このキャッシュの時代を乗り切るためには、頭の中身を切り替える必要があるのかもしれません。

それでも黄金に魅せられてしまうのは、私が古い人間だからなのかな?
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