上場ゴール IPO銘柄に潜む罠

ヤバい、切られる・・・ 。゚(゚´Д`゚)゚。
日本郵政グループ3社(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)のIPO(新規上場)が11月4日に迫り、市場の期待も高まっています。
いずれのIPOも投資家の人気が殺到し、その中でも売り出し株数の少ないかんぽ生命が大人気。
11/4の上場の際には相当な買いが集まり、初値は大幅に上昇する可能性が高いでしょう。
エセ賢者も、IPOに応募すれば良かったかなぁ・・・
このように、期待の高い新規公開株は最初から大きく値上がりすることが多いため、IPOには相当な投資家が集中します。
IPOに当選しただけで、もう大儲けした気分になる人も多い。
しかし、IPO銘柄であれば必ず上昇するというわけでもなく、中には上場直後に株価のピークを付け、永遠に戻らないというクソ株も頻繁に見られます。
以下は上場ゴールで有名な、フルッタフルッタの株価チャートです。
上場後の高値から急落し、一方的に下落し続けているのがわかるでしょうか。

<主な上場ゴール企業>
・フルッタフルッタ 2586
・gumi 3903
・gunosy 6047
・GMOクラウド 3788
・GMOリサーチ 3695
・ジャパンディスプレイ 6740
・トレンダーズ 6069
・みんなのウェディング 3685
上に挙げたのはほんの一部ですが、いずれも公募価格から急速に株価が下落し、初値で買った人は皆大損しています。
新進気鋭のベンチャー企業とて、期待通りの株価が続くわけではないんですね。
そういえば、私も昔は期待の新人と呼ばれていましたが、三日と期待が続くことはありませんでした・・・

上場ゴールに陥る一番の理由は、その会社自身に上場するだけの価値がなかったということ。
粉飾で業績を脚色したり、期待だけが先行して上場しても、いずれ化けの皮が剥がれて株価は急落します。
あるいは経営者が自社の株を釣り上げて売却するために、無理矢理上場させて売り逃げするパターンもありますね。
証券会社の審査も完璧ではなく、実態が伴わない、あるいは期待ばかりが先行するIPO企業が世に出ることも少なくありません。
前評判に乗っかってIPOに応募するのではなく、きちんとした裏付けをもって買いを決断するようにしましょう。
上場は、蓋を開けてみるまでわかりません。
鉄板とみられる日本郵政グループ3社だって、絶対ではありませんよ。

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