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稼ぐ力育成講座⑦ 利益を伸ばす3つの方法

食べられる緩衝材
これは売れそう!

全記事⇒稼ぐ力育成講座⑥ 本当に大切な仕事はたった一つしかない

仕入れ値よりも高い値段で売却すれば利益なりますが、1回取引したらそれで終わりということはありません。
需要がある限り何度も取引を繰り返して、利益を積み上げることになります。
その場合の総利益額は、

利益=利幅(価格差)×取引回数

となります。
厳密には損失や諸経費を引かなければなりませんが、話を簡単にするためにここでは省略します。

大きく儲けたければ原価より売値が高い商品を売ればいい。
あるいは沢山仕入れて、多くの人に売ればいい。
これは感覚的にも納得できる話ですね。

プリン誤発注

注意したいのは、ここでいう取引回数は「取引が成功した回数」だということです。
当たり前のことですが、商品を店頭に並べたとしても買ってもらえるとは限りません。
FXで注文を出したとしても、約定するとは限りません。

なので、取引を試みた回数と成約率を加えると、

取引回数=取引機会×成約率

利益=利幅×取引機会×成約率


となります。
よって、利益を最大化するためには、

①価格差を大きくする
②取引機会を多くする
③成約率を上げる


の三つを実行すればいことになります。

あまり良い例ではありませんが、保険の営業やキャッチセールスをイメージするとわかりやすい。
最近は銀行の営業マンが高齢の高額預金者を狙って、手数料の大きい金融商品の勧誘を行っています。
エセ賢者は綺麗なねーちゃんによく引っかかって、霊験あらたかな壺を買わされています。

老人を騙す銀行員

商品の値段や手数料を高くして、利幅アップ。
より多くの客を集めて、取引機会アップ。
言葉巧みに誘導して、成約率アップ。

詐欺の手口みたいですが、まともな商売でも株やFXのトレードでも本質は同じです。
三つの要素を確実に抑えることが、より大きな利益に繋がります。

トレードにおいては、利幅(獲得pips)・回数・勝率がそれらに該当します。
負けトレーダーが成績を改善したかったら、

①1回のトレードで取れる利幅を上げる(あるいは損失幅を下げる)
②トレード回数を増やす
③勝率を上げる


のうちどれかを行うことになります。

ただ闇雲に勉強したり、メンタルを鍛えたり、情報を集めたりしたところで、何が改善するのかわからないのでは無駄。
三つの中で自分に足りないのはどれかを考えて、それを集中して鍛えなければいけません。

実力、運、、経験、努力といった曖昧な言葉を言い訳にするのは止めてください。
必要なのは、価格差と取引機会と成約率。
上手く行かないということは、それらのどれかが欠けているということです。

自身の長所と短所を正確に把握して、それぞれ確実に伸ばしていきましょう。

サザエさんには勝てない

来週のサザエさん・・・じゃなかった、次回からは三つの要素をピックアップして、伸ばす方法を考えていきます。
つまりあと3回は続くはず?

⇒維新流トレード術サンプルマニュアル

稼ぐ力育成講座⑥ 本当に稼げる仕事はたった一つしかない!

1億円以上稼ぐ人の職種
億トレーダーってそんなにいるの!? (;゜0゜)

前の記事⇒稼ぐ力育成講座⑤ 需要はどこにあるのか?

この大人気シリーズ(?)もはや6回目。
ずいぶん長くなりましたが、ようやく核心に踏み込めそうです。

会社にはたくさんの職種があります。
様々な業務が合わさって、一つのビジネスが成り立っています。

・取締役
・企画
・総務
・製造
・営業
・事務
・経理
・人事
・教育
・物流
・受付

どれも企業を運営するためには欠かせないお仕事ですが、敢えて一番大事な仕事を選ぶとしたらどれでしょうか?

会社の顔である社長?
商品を作る製造?
社員を採用する人事?

どれも違います。
答えは営業です。

企業の目的は利益を上げること。
利益とは、物やサービスを対価に代金を受け取った時に発生します。
だから「売る仕事」である営業より大切な役割は存在しません。

世界一優秀な営業マン↓
お茶しかない自動販売機

もちろん、会社をきちんと管理して商品をお客様に届けるためには他の職種の協力が必要不可欠です。
しかし、製造がどんなに素晴らしい製品を作っても、物流が素早く届けても、肝心の営業が売らなければお金にはなりません。

何十回と断られても、次の客にアタックするしかありません。
少しでも売れる見込みがあるなら、販売サイトに出品する手間を惜しんではいけません。

バーゲンでも訪問販売でもヤフオクでもメルカリでも、手段は何でも構わない。
ただ販売してお金を残すことだけが、事業を存続させます。

他の仕事がどんなに目立っても、会社のメインプレイヤーは営業なのです。

妻セツ子を特売

しかしながら、そんな事業の生命線である営業職は就活性に相当に嫌われています。
多くの若者はプライドの傷付きやすい営業職を避けて、事務や製造の裏方を希望します。
一般の人は押し売りしてくる営業マンを嫌っています。

けれど、それが仕事です。
99%に要らないと言われても、1%の必要としている人に届ける。
そして利益を出し、社員を食わせていく。

これ以上立派な仕事はありません。

売ることだけが利益になる。

これはFXトレーダーにとっても同じこと。
むしろトレーダーは製造や運搬を行わないのだから、取引の重要性は何よりも高くなります。

どんなに頑張ってマーケットの情報を集めても、何十年分のチャートを分析しても、実際に売買をしない限り損益は発生しません。
一応株の配当やFXのスワップポイントもありますが、先物の差益に比べれば微々たるものです。

株や外貨を買った時よりも高い値段で売る。
高値で売れないとしたら、ロスカットしてでも素早く売り抜ける。

トレーダーの仕事の半分も、やはり営業なのです。
ただの引きこもりじゃないんですよ。

トレーダー投資家なんて引きこもりと同じ

大抵の人は「エントリー(注文)」「エグジット(決済)」を同等に捉えていますが、それは大きな間違いです。

実際には玉を建てるより解消する方が遥かに難しい。
だって買った時はまだプラスもマイナスもないけれど、決済する時には損益が決まってしまうのだから。

ビジネスで考えてみるとわかりやすい。

高度に情報化した資本主義社会においては誰もが自分の持っている物をアピールしているので、仕入れ先を見つけるのはさほど難しくはありません。
極端に安値で買うとなると大変ですが、そこそこの良品を手頃な価格で手に入れるなら容易い。

しかし、それを買った以上の値段で売るのは至難の業。
途中の経費や売買にかかる消費税を含めても利益を残そうと思ったら、相当な苦労が伴うでしょう。
上手く売れなければ特売も考えなければいけないし、最悪売れ残って全損になるリスクも伴います。

キムタク特売品

トレーダーだって同じこと。
株や外貨を仕入れたとして、「いついくらで売ればいいのか」は簡単にはわかりません。

少し上がっただけで待ちきれずに売ってしまえば、その後の上昇の利益を失ってしまう。
かといって持ち続ければ相場が反転し、含み益がなくなってしまうかもしれない。

含み損も損切りしなければ、いつかプラスに戻る可能性はある。
その一方で塩漬けしたらどんどん腐って、取り返しの付かないことになるかもしれない。

決済というのは本当に難しい。

会社の業績が営業マンによって決まるように、トレーダーの成績も利益確定・ロスカットで決まります。
それ以外の作業も決して不要ではないけれど、出口ほど重要ではありません。

稼ぎたいのであれば、何よりもまず売ることを考えなくてはいけません。
最も高い値段で売れる場所を探し、在庫が残るのであれば速やかに処理することを考えなくてはいけません。

そういう意味では、優れたトレーダーになるとは良い営業マンになることなのかもしれません。

電話するサマリーマンと猫が一致

⇒稼ぐ力育成講座⑦ 利益を伸ばす3つの方法

⇒誰からお金をもらうのか? 投資の前に知るべきこと

稼ぐ力育成講座⑤ 需要はどこにあるのか?

労働力を呼んだが人間が来た
人間を何だと思ってたの!? ( ノД`)

前記事⇒稼ぐ力育成講座④ 本当の価格は〇〇が決めている

<前回の要約>
・本当の価格は消費者が決めている
・稼ぐためには消費者の需要を把握する必要がある


物やサービスを売って稼ぐためには、それを買ってくれる人を見つけなければなりません。
どんなに良い物を提供したとしても、需要がなければ無意味です。

では需要は何から生まれるのでしょうか?

答えは人間

マルクスの資本論の時代からずっと言われている通り、人間の活動こそが富の源泉です。
人口が多ければ多いほど大きな消費が行われ、それに応じた利潤が生まれます。

たまにブルジョアなネコもいますが、獣は取引を行わないのでいくらお金を持っていてもGDPには寄与しません。

猫に小判は必要ない

食料、衣服、住居、家具、医薬品、電気、輸送、教育、防犯、娯楽・・・
人が生きるためには様々なものが必要です。
その人がどんな職業でどんな趣味嗜好の持ち主であったとしても関係なく、人間の存在は必ず一定以上の需要を発生させます。

特に若い人は消費意欲が旺盛で、経済の大きな原動力になります。
消費者の代表である若者の数は、その国経済成長率に直結します。
どんどん人口が増える東南アジアやインド中国が成長し、少子化に悩む日本が停滞している理由がわかる気がしますね。

リフレ派とかいう頭のおかしい連中は、
「デフレマインドが問題!インフレにすれば貯金が目減りするからお金を使うようになる!」
と嘯いていますが、そのような精神論に頼っても意味がありません。

デフレはただの現象で、少子高齢化の結果に過ぎません。
総人口が減少に転じて供給に対して需要が少なくなれば、物価が低下するのは当然。

確かに世の中には節約家も浪費家もいますが、人間一人が行う消費にはおのずと限界があります。
需要を生む人を増やさずに物価だけを上げたところで、根本的な解決にはなりません。

「ヒト」という富の源泉を無視して、マネーゲームだけで経済が拡大すると考えるのは実に愚か。
アベノミクスで本当に日本を復活させたいのであれば、日銀や年金を使って株価を吊り上げるのではなく人口減少を解決しなければいけません。

もっとも、グローバリストにとっては一人当たりの消費が極大化する単身世帯が多い方が都合が良い。
足りない分は移民でカバーすればいいと考えているため、本気で少子化対策をする気なんてないのでしょうけど。

移民を受け入れて人口の穴埋め

需要の大きさは人口に比例するので、商売をする場所を選ぶなら当然人の多い場所になります。
地方に工場や農場を作って生産するのは構わない。
けれど、生産物を販売する対象は人口の多い大都市に限られます。

地方民の猫賢者にとっては非常に腹立たしいことですが、日本政府が一極集中政策を改めない以上、首都圏に向けて営業を行うしかありません。
(インターネットを使った商売であれば地理の不利は埋まりますが)

需要がなければ働き口もなくなり、賃金も低下します。
辺境の地サイタマや未開の地グンマーから東京へ人が流れていくのも自然な流れです。

群馬県から逃げる

人が需要を生むのは、日本国内に限った話ではありません。
何よりも大きな利潤を生むのは、海外展開です。

日本の生産人口は減少し続けていますが、アジア全体や世界では人口は増え続けています。
つまり、地球全体で見ると需要は常に拡大しています。

近年輸出企業の業績が好調なのはアベノミクス円安や法人税の減税、消費税還付の影響もありますが、海外の成長市場を相手にしているのが大きい。

地球は我々が思っている以上に凸凹で綺麗な球形をしていませんが、そこに住む人々の経済状態はそれ以上に歪です。
グローバル企業は世界という巨大なマーケットの持つ高低差を利用して、莫大な利益を上げています。

・先進国と発展途上国の賃金格差
・物価の差
・成長率と政策金利の差
・法律や規制の差
・気温や湿度など環境の差


賃金の低い国から高い国へ労働者を派遣すれば、雇用主は安価で大きな労働力を得ることができます。
物価の低い国で買い上げた物を高い国に輸出すれば、その差額が利益になります。
金利が低い国の通貨を売って高金利の国に投資すれば、その分の利回りを得ることができます。

どこの国が成長しようが、日本が衰退しようが、グローバリスト達にはどうでもいいこと。
このグローバル資本主義社会において利益を得るためには、地球のどこかに価格差があればそれでいい。

地球を支配する猫

世界で最も利益を上げている人々がそうするのであれば、私達個人もそれに追随するしかありません。
狭い日本に囚われるのではなく、世界規模で需給を見極めて行動するのです。

ほんの20年前であれば海外に出て仕事をするのは大変でしたが、幸い今はインターネットによって世界中のどこへでもアクセスすることが可能になっています。
ネットに地理的な制限はないので、その気になりさえすればどこの誰でも稼ぐチャンスはあります。

ネット証券を使えば、今後大きな成長が予想される世界企業に投資することができます。
FXで低金利の日本円を売って高金利な新興国通貨を買えば、毎日スワップポイントを得ることができます。
英語を学習すれば、海外のクライアントから仕事をもらって稼ぐことだってできます。

自分の住む都道府県や人口が減少する日本だけで見ればチャンスは少ないかもしれませんが、世界はまだまだ可能性が満ち溢れています。
日本が少子高齢化や財政問題によって危機に陥るのであれば、外国との格差が収益の機会になります。

利益を生む高低差は常に地球上に生まれ続けているので、常に視野を広げていきましょう。
きっと新しい発見があるはず。

太陽が地球の外にある

次回は日本人がビジネスや投資で稼げない根本的な原因について解説。
しかし、このシリーズは執筆に時間がかかりすぎて困る・・・

⇒稼ぐ力育成講座⑥ 本当に稼げる仕事はたった一つしかない!

⇒海外FXの利点と欠点

どんなに頑張っても努力が認められない理由と三つの解決策

風邪でも休めないので退職届
これで解決だ! (^∇^)ノ

会社でも学校でも家庭でも、人は誰しも努力しています。
毎日夜遅くまで働き、家事をこなし、自己啓発に励み、周囲に気を遣って生きています。

しかし、これだけ頑張っても努力が報われるとは限りません。
上司や家族ですら正当に評価してくれないのは、貴方が知っている通りです。

他人からの評価はだいたい自己評価より低いもの。
相当頑張っていても十分に承認欲求を満たせている人は稀でしょう。

なぜこのような食い違いが生じるのでしょうか?
それは考えてみれば当たり前の理由。
「他人が自分を見ている時間」は「自分が自分を見ている時間」より短いからです。

貴方は24時間自分を演じているので、見ている時間も24時間。
睡眠時間が8時間あるとしても、16時間も自分を観察しています。

それに対して他人が貴方を見ている時間は極めて短い。
直接の上司でも2時間、配偶者で5時間もあれば長いほうでしょう。
神は常に大衆を見守っていてくださるかもしれませんが、目に見える形で称賛してくれることはありません。

私生活も猫は見ている

自分の努力を100%知っている自分と、一部しか知らない他人。
二者の印象に差が生まれるのは必然でしょう。
貴方の仕事のごく一部しか見ていない上司や家庭の姿しか知らない妻が、貴方の努力を褒め称えるわけがありません。

欲求不満に陥った人の多くはもっと頑張ることで自分の業績を周知させようとします。
しかし、それは大きな間違いです。
努力の積み増しは絶対に承認欲求の剥離を解決しません。

これまで8時間勤務してきた貴方がさらに8時間残業したら、仕事の成果は倍になるかもしれません。
他人が自分を見ている時間も倍になって、周囲からの評価も上がるでしょう。

しかし一方で、貴方自身が支払う対価と自己評価も倍になってしまいます。

変更前)10の努力→5の評価・・・5足りない!
変更後)20の努力→10の評価・・・10足りない!

結局、努力と周囲の評価が釣り合うことはありません。
むしろもっと差が広がっていく可能性が高いでしょう。
もちろん経営者は喜ぶでしょうが、労働者からすればさらに搾取されるだけです。

残業代ゼロ安倍

では、どうすればこの溝を埋めることができるのでしょうか?
その方法は大まかに三つあります。

①頑張らない
②努力を可視化する
③他人の評価に依存しない


①頑張らない

クソみたいだけど確実で簡単な方法。

ナマケモノの血を引くニート賢者のように徹底して怠ければ、自己評価も他者の評価も極めて低くなります。
極端な話努力を完全にゼロにすれば、完全に一致します。

変更前)10の努力→5の評価・・・5足りない!
変更後)0の努力→0の評価・・・完全に一致!

もちろんただのダメ人間と見なされるだけですが。
今の日本にニートやフリーターが増えているのは、働いても報われないからだと思います。

働かないとワクワクする

②努力を可視化する

基本的に在宅ワークや知的労働は、外勤や肉体労働に比べて社会からの評価は低くなりがちです。
仕事をしている姿が目に触れる機会が少ないからです。
逆に言えば露出の多い職業は注目を集めるので、好感度も高くなりやすい。

俳優やアイドルはその典型ですね。
YouTuberや政治家、活動家も悪くない。
テレビや映画で多くの人の目に触れれば、社会的欲求を満たすのは難しくないでしょう。

別に職業を変える必要はありません。
会議に出席して意見を言う、人目に付く場所で作業をする、自分の作った製品を職場や家に飾っておくなど、様々な方法が考えられます。
とにかく観衆の目に触れる機会を増やしましょう。

変更前)10の努力→5の評価・・・5足りない!
変更後)10の努力→7の評価・・・マシになった?

たまに悪事を働いて注目を集めようとする人がいますが、それも仕方ないのでしょうか?

ルイージ逮捕

③他人の評価に依存しない

多くの人は①と②を彷徨った挙句、最後はだいたいこれに到達します。
他者に認められるのを諦めて、自分で自分を認めていく道です。

他人に褒められなければやる気が出ないというのは、自分の行動を他人にコントロールされているということ。
目の前に人参をぶら下げられた競争馬と同じ。
つまりはただの奴隷です。

もしも自分の思うように生きたいと望むのであれば、他人の指示や嗜好に依存してはいけません。
「何が正しいか」は社会でも倫理でもなく、貴方自身が決めるのです。

アドラー心理学は他者による承認を否定し、共同体感覚によって「自己満足の貢献感を得ること」を提唱しています。
それは良心に従って自己犠牲をしない範囲で他者に貢献することで、自分の心を満たすということです。

変更前)10の努力→5の評価・・・5足りない!
変更後)10の努力→最善を尽くしたからいいんだよ!

「プロは自己満足ではいけない。仕事は他人の要求に応えなくてはいけない」
という考えは確かに正しいけれど、それと上司の言いなりになることはイコールではありません。

仕事において必要なのは社会の需要にフォーカスすることであり、特定の誰かの期待に応えることではありません。
小さな視野を捨ててより大きな共同体である世の中全体へ貢献することは、上司に褒められるより間違いなく誇らしいことでしょう。
その正しさや価値の基準は会社や家族ではなく、貴方の中に在らねばなりません。

上記の①~③のいずれの方法を使っても、問題は解決できます。
敢えて不満を原動力に努力を続けて、成果を極大化させる道もあるでしょう。
(永遠に満足しない人生もそれはそれで面白い)

しかし、最後に必要となるのはやはり嫌われる勇気
他人への依存を諦めて、自立することではないかと思います。

日本人の思いやり


稼ぐ力育成講座④ 本当の価格は〇〇が決めている

お金を稼ぐ札束猫
いつもお買い上げありがとうございます。

前記事⇒稼ぐ力育成講座③ お金とエネルギーの取り出し方

<前回の要約>
・稼ぐとは需要に対して供給を行い、差額を利益として取り出すことである
・稼ぐためには価格差を見つけるとともに、需要と供給を繋げるシステムを作らなくてはいけない


これまでも一貫してお伝えしてきたように、二者の価格差が利益の源泉となります。
「安く買って高く売る」以外の商売は基本的に存在しません。

ということは、儲けるためにはとにかく価格をチェックしなければならないということになりますね。
しかし、モノの価格(価値)は意外と理解が難しいもの。
誰もがわかっているようで、勘違いしていることが多々あります。

例えば、下の弁当の価格はいくらなのか考えてみてください。

焼き鳥弁当豚肉詐欺

スーパーで500円で販売されているやきとり弁当なのだから、その価格は500円
普通に考えればそれで正解です。

弁当がそのまま売れれば、確かに500円の価値があったと言えるでしょう。
しかし、もし売れ残ってしまったら?

夕方まで売れ残った弁当は半額シールを付けられ、時間を狙ってきた貧乏賢者に買われました。
エセ賢者がレジに持っていっていくと、その値段は250円

元々の定価である500円と、猫賢者が買った時の250円。
どちらが焼鳥弁当の正しい値段ですか?

250円は半額値引きの結果なのだから、500円が正当な価格という気もします。
時間経過によって500円の価値が250円に下がったので、どちらも本当の価格という気もします。

しかし、経済学的に考えるならやはり正しいのは実際に取引が成立した250円です。

店はその気になれば、商品にどんな値段でも付けることができます。
一般人でもアマゾンやフリマに物品を出品すれば、好きな値段で売ることができます。

エセトレーダーがA4ノートにトレード結果を落書きしただけのゴミであっても、
「猫でもできるFX入門 777万円 配送料無料」
と書いて出品すれば、その販売価格は777万円になります。

確かに価格は777万円と表示されますが、この本にそんな価値はありませんよね。
無料でも誰も欲しがらないのだから、その価値はゼロです。

ゼロ円札

同じように考えれば、やきとり弁当の価値はやはり250円と見なすべきです。
スーパーが半額で提示し、顧客が応じて取引が成立したのだから、その価格が最も実態を表しています。

店は自由に値札を付けることはできますが、それが実際に売れる価格をコントロールすることはできません。
本当の価格は供給側と需要側の合意があって初めて決定します。

価格決定には両者の意志が不可欠ですが、供給過剰な日本においてはお客さんの方が店を選ぶ立場にあるので、どちらかといえば生産者より消費者が決定権を持っていると考えるべきでしょう。
現実にモノの価格を決めているのはスーパーでもコンビニでもなく、それを買いにいく貴方だったのです。

そう考えると、価格に対する誤解が世の中を歪ませていることに気付きます。
安倍政権はインフレ率2%をアベノミクスの目標に掲げていますが、経済の原則からすれば明らかにおかしいこと。

アベノ滴はどこまで落ちる

インフレは物価が上がるということですが、価格は消費者が決めるのだから政府がコントロールできるわけがない。
インフレターゲット2%は、自由資本主義の価格を決める権利をないがしろにしています。

現実にデフレになっているということは顧客が商品に価値を感じていないか、支払う余裕がないために需要が生じていないということ。
金融緩和によって国債や株式を買い取れば銀行を通じて企業にお金は流れますが、それで活発化するのは供給側。
需要側である消費者が増えないのだから、需給ギャップが拡大するだけです。

価格は消費者から見た価値なので、商品の価値が上がれば自然と価格も上がります。
日本のメーカーに製品の改善を奨励するならともかく、お金自体の価値を下げてインフレさせることに何の意味があるのでしょうか?

日銀黒田量的緩和比較

トレードの世界における価格は株価や為替レートになりますが、それも全く同じ原理で決定しています。
貴方が指値で1ドル=120円の売り注文を出しても、そのレートで買ってくれる相手がいなければ取引は成立しません。

ロングとショートの両方が上手くマッチングすることで、マーケットにおける価格が決定されます。
近年はアルゴ取引による見せ玉(約定しない注文)がレートを不当に操作していることがありますが、それも含めて両者の綱引きが価格を決定しています。

「いい物を作れば売れるはずだ」

「なんとなく値上がりしそうだから買っておこう」

「いつか上がるだろうから塩漬けして、高くなったら売ろう」


といった軽い考えで行った取引は大抵上手くいきません。
なぜなら、取引する相手のことを全く考慮していないからです。

貴方に安く売ってくれる人はいるのか?
いるとしたら、なぜ安く売ってくれるのか?

貴方から高く買ってくれる人はいるのか?
いるとしたら、なぜ高く買ってくれるのか?


供給と需要、入口と出口。
それぞれの事情を正しく把握することが、ビジネスや投資において稼ぐ秘訣と言えます。

半額処分で売られる猫

次回から売り手と買い手の具体的な話に移っていこうと思いますが、この記事自体の需要の方が怪しくなってきました。
需要のないモノは、市場から排除されるのが道理。
果たしてこの話は読者の需要を満たしているのだろうか?

⇒稼ぐ力育成講座⑤ 需要はどこにあるのか?

⇒経済的自由を手に入れる最も簡単な方法

稼ぐ力育成講座③ お金とエネルギーの取り出し方

口座の金がクレジットカード会社に引き落とされて怒る
そういうものだよ! Σ(´Д`*)

前回の話⇒稼ぐ力育成講座② お金とエネルギーの等価性

<前回の内容の要約>
・エネルギーには高い所から低い所に流れる性質がある
・価値もエネルギーと同じ性質を持つので、発電の要領でお金を稼ぐことができる


東京電力の経常利益は平均で約3000億円。
自然界のエネルギー勾配を利用して発電すれば、それが利益になります。
他のビジネスであっても本質は同じで、地域間の需要格差が富の源泉となります。

原理の説明は終わってので、今度は発電の仕組みを通じて「稼ぐ方法」を具体的に見ていきましょう。

以下の図は、最も単純な電池として教科書に載っているボルタ電池です。

電池の仕組み

ボルタ電池は、以下の大まかに4つの部分から成ります。

①正極・・・亜鉛板
②負極・・・銅板
③電流・・・水素イオン
④導電路・・・電線、電解液


正極と負極は導電性のある物質なら何でも構いませんが、同じ材質ではいけません。
イオン化傾向の異なる二種類の金属を繋げるから電圧が発生し、電流が流れます。
イオン化傾向に差があるほど起電力は大きくなります。

この二つはトレードにおける需要と供給に相当します。
オームの法則で電流が電圧に比例するように、需要と供給が剥離するほど価格は高くなります。

需要と供給のグラフ

電流は移動する価値であり、ビジネスにおける商品やお金を指します。
物理的に電流と電子の流れが逆ベクトルであるように、どちらが需要でどちらが供給かは見る方向によって変わります。
一般的には販売側が供給で、購買側が需要とされます。

二本の電極に電位差があるからといって、それだけでは電流は流れません。
導線で繋げてやることで、起電力が発生します。
絶縁体で繋いでも電流は流れないし、抵抗の大きい導線を使えばロスが生じます。

この導線は我々人間の事業を、電解液はそれを行う場に相当します。
火星の石を地球に持ってくればマニアに高く売れるでしょうが、他天体を往復するコストが高すぎて現実的ではありません。
仮に「どこでもドア」でも作れば一気に事業化して、膨大な利益を生むでしょうが。

日本よりエジプトの水が高価だからといって、「どこでもドア」で持っていくことはできません。
いかに安いコスト・短い時間でモノを輸送させるかが事業の鍵です。
普通の人が起業家になれないのは、価値の差は見つけられてもそれを上手く流通させるシステムが作れないからです。
いくら良いアイデアがあっても、実行できないことには意味がありません。

自分で動かす自動扉

ここで意識してほしいのは、電流が有限であること。
このことはビジネスにおいて、「どんな商売も永遠に利益を出し続けることはできない」ということを意味します。

当たり前のことですが、電池は使い続ければ寿命が来ます。
電力を消費するほど亜鉛版は硫酸に溶けていき、充電しなければ電流が止まってしまいます。
電池で考えればすぐに納得できることですが、ビジネスだといつまでも続くような錯覚に囚われる人が少なくありません。

電力を取り出すということは、二つの電極の電位差を埋めるということ。
モノを売って利益を出すことは、顧客の欠乏を埋めるということ。

電力や食料であれば定期的に需要が沸いてきますが、それも期間毎の消費量がだいたい決まっています。
家電製品のような耐久消費財や特に消費を伴わない物品、一度観賞すれば終わる芸術品であれば、需要を満たした時点で終わってしまいます。
中には同じCDを何度も買ってくれる人もいるかもしれませんが、それも握手券が尽きるまでです。

同じCDを何枚も買う矛盾

基本的に「稼ぐ」とは、「需要を消費する」ということです。
貴方や競合が稼げば稼ぐほど旨味がなくなってしまうので、いつまでも同じ商売を続けることはできません。
だから企業は常に新商品を開発し、新たな需要を創出するわけです。
もちろんトレーダーも同じ市場の歪みに頼り続けることはできず、新しい分野にチャレンジし続けなければなりません。

最初の事例やトレードにおいて、何が電池の各部品に相当するのか当てはめてみましょう。

<水の販売>
①正極・・・日本
②負極・・・エジプト
③電流・・・ミネラルウォーター
④導電路・・・商社


<FXトレード>
①正極・・・今の為替市場
②負極・・・未来の為替市場
③電流・・・銘柄(通貨ペア)
④導電路・・・市場(インターバンク)


<スワップアービトラージ>
①正極・・・スワップポイントの低い業者
②負極・・・スワップポイント高い業者
③電流・・・金利差
④導電路・・・口座間送金


あらゆる取引には利益を生む電極と、それを流す経路が存在します。
どの部分に欠陥があっても、儲け話は成立しません。
自分のトレードが上手く行かないという時は、どこに欠陥があるのか調べてみましょう。

パソコン画面を見てトレードする猫

次回は利益に直結する価格の本質についてお話します。

価格はいったいどうやって決まるのか?
店に提示した金額を鵜呑みにしていいのか?
その真相に迫ります。

⇒稼ぐ力育成講座④ 本当の価格は〇〇が決めている

稼ぐ力育成講座② お金とエネルギーの等価性

森羅万象を担当する安倍総理大臣
森羅万象は総理が決めてたの!? (((;゚Д゚))))))

⇒稼ぐ力育成講座① 稼ぎ方の本質は「わらしべ長者」に学べ

<前回の内容の要約>
・稼ぐとは価格差のある二点間を繋げること
・稼ぐ力とは価格差を見つけ出して利用する能力


日本とエジプトで水の値段が違うように、需要に差がある場所へ物を移動させれば利益が発生します。
何かが不足していれば、自然に余っている場所から供給されます。
これは経済学の基本ですが、なぜこのような現象が発生するのでしょうか?

「そんなの当たり前じゃん。考えるだけ無駄」
と思うかもしれませんが、ニュートンも「リンゴは木から地面に落ちる」という当たり前の現象から万有引力の法則を発見しました。
ありふれた現象だからこそ、その本質を理解することが肝要になります。

ぶっちゃけ本質など知らなくても商売はできるのですが、理論屋のエセ科学者としては原理原則は避けて通れません。
FXトレーダーが科学を理解してどうなるのかは謎ですが、時間のある人はお付き合いください。

博士猫

なぜ経済の不均一性がお金の移動をもたらすのか?
それはお金が一種のエネルギーだからです。

「お金はエネルギーである」
という話をよく聞くと思いますが、物理的にそれが証明されているわけではありません。
別に宗教的な意味で言っているわけでもありません。

「お金はエネルギーによく似た性質を持っているため、同じように扱うことができる」
と解釈してください。

実際エセ賢者の家には毎月電気料金・ガス料金の請求書が届きます。
エネルギーとお金の交換は日常的に行われているので、人間が同様のものとして理解しているのは間違いありません。

エネルギーには

・熱エネルギー
・運動エネルギー
・電気エネルギー
・位置エネルギー
・光エネルギー
・音エネルギー


など様々な形が存在し、広義で言えば物質を含むあらゆる存在はエネルギーで構成されています。
エネルギーには、

・他の形態に変えられる
・好きな大きさに分割できる
・量を保存することができる(エネルギー保存の法則)
・高い所から低い所に移動する(熱力学第二法則)


といった性質があります。

電気エネルギーが熱エネルギーに変わるように、お金も交換によって別の価値に交換されます。
エネルギーは自然界を循環して動かしますが、お金は経済を動かします。
いずれも好きな大きさに分割し、保存しておくことができます。

ここで重要なのは、最後の項目。
エネルギーには過剰な場所から不足した場所に移動する傾向があるということです。

これは物理学で言う熱力学第二法則に起因します。
クラウジウスの法則、トムソンの法則、ケルビンの法則、エントロピー増大の法則、オストヴァルトの原理などとも言いますが、本質は全て一つ。

「エネルギーの移動方向はその質によって決定する」というルールが根底にあります。

宇宙の法則

暖かい物質と冷たい物質をくっつければ、暖かい方から冷たい方に熱量が移動します。
雲の上を飛んでいる飛行機に穴が空けば、気圧の高い室内から気圧の低い室外に空気が流出します。

これらは、乱雑かつ均一になろうとする物理の働きです。
異なるエネルギー状態にある二者が隣接した時、世界は必ずその差を埋めるように働きます。
風が吹くのも海流が流れるのも、人間の体内の血流や電流でさえその法則に則って動いています。

お金(価値)がエネルギーと同様の性質を持つのなら、不足しているところへ供給されるのも納得が行くような気がしますね。
商売として見れば供給されるのはお金と交換される価値(上の例だと水)になりますが、当然お金も逆方向に移動します。

エネルギーの中で最もお金に近い性質を持つのは、電気エネルギーでしょうか。
実際電力会社は発電所で発電を行うことで、莫大な利益を生み出しています。

熱は他のエネルギーへの変換効率が悪く、光や音は保存が難しい。
暖房、照明、スピーカーなどの機器を通じてあらゆる形に変換できる電気は、エネルギー界の共通通貨に相応しい。

充電中

文明社会は多量の電気を必要としています。
電気機器なしには生活できない現代においては、お金以上に大切なものと言ってもいい。

電気を得るにはどうしたらいいのか?
それは先ほど述べた熱力学を利用することです。

人間は自然界に存在する様々なエネルギー格差を利用して、そこからエネルギーを取り出す方法を発明しました。
それがいわゆる発電です。

例えば火力発電は燃焼の前後における化学物質のエネルギー準位の差から熱エネルギーを取り出し、それを電気に変換しています。
風力は大気の気圧差によって生じる風の力を、太陽光発電は半導体が光を照射された際に発生する電位差を利用しています。
途中過程は色々ありますが、最終的には電位の差を作って電流を発生させています。

理論上エネルギー準位の変化さえあれば、何を使ってもエネルギーを得ることができます。
木を切って薪を燃やそうが、自転車を漕いで発電機を動かそうが、原理は同じです。
ただやり方によって効率が悪くなったり、仕組みが煩雑になったりして、採算が合わなくなることがありますが。

発電方法が無数にあるように、貴方がエネルギー(お金)を得る方法は無数にあります。
第一回で述べたように、世界のどこかで価値の差を見つけて繋ぐだけです。

地球は常に不均一で流動しているのだから、利用できる差異を発見するのは全く難しくない。
エントロピーの法則に従ってエネルギー(価値)の流れる方向を掴めば、理屈の上ではいくら稼ぐことも可能でしょう。

しかし、それを実行しようとすると必ず大きなにぶつかります。

本来想定していた価格通りに売れなかったり。
あるはずの価格差がいつの間にかなくなってしまったり。
経費ばかりかかって、収益を圧迫してしまったり。

どうやら単にチャンスを見つけて繋ぐだけは、商売もトレードも成功しないようです。
いったいどこで何を間違えてしまったのでしょうか?

接続を間違った配線

ということで、次回はエネルギーを取り出す際に重要な要素についてお話します。
(どんどんFXから離れていく・・・)

既に投資の話から大幅に脱線していますが、よろしければ次回もお読みください。
(打ち切りにならなければ第四回まで連載予定?)

⇒稼ぐ力育成講座③ お金とエネルギーの取り出し方

⇒「魔法少女まどかマギカ」エントロピー論と宇宙を滅ぼす生命の役割

稼ぐ力育成講座① 稼ぎ方の本質は「わらしべ長者」に学べ

美人手作り弁当
付加価値が高すぎる! Σ(゚д゚|||)

「個人で稼ぐ力を身に付けよう!」

これは起業やフリーランス、トレードやアフィリエイトを勧める人が頻繁に使う台詞です。

稼ぎ力を鍛えて脱サラし、経済的自由を手に入れる。
この耳障りの良い言葉に対して、エセ賢者はなぜかいつも違和感を感じてきました。

彼等の言葉はあまりにも枝葉的で核心に触れてこない。
根本的に「稼ぐ力」というのが何なのか見えてこなかったからです。

お客様のことを考えて働く。
経済学を勉強する。
トレードスキルを磨ぐ。
成長する分野に投資する。
社会の変化に合わせる。
他人に信頼される。


どれも間違ってはいないけれど、あまりにも抽象的。
なぜそれをすれば稼げるのか、全く理屈がわからない。

猫賢者が知りたかったのは、精神論ではありません。
教科書に載るぐらい本質的で、科学法則のように普遍的な真理です。

お金を稼ぐとはどういうことなのか?
それをはっきり伝えてくれる人があまりにも少ないので、ここで答えを示そうと思います。

端的に言うと、「稼ぐ」とは「わらしべ長者」になることです。

わらしべ長者の交換

「わらしべ長者」の昔話は知っていますよね?
貧乏人な若者が物々交換を繰り返して、藁を立派な家と広い畑に替える話。
たいした物を持っていない人も、上手く取引をすればお金持ちになることができるという教訓が込められています。

全てのビジネスやトレードは、この交換の原則に従っています。
モノを介さないマネーゲーム(ギャンブル)は例外ですが、それ以外の金儲けは全て価値の交換から成り立っています。

わらしべ長者は藁(価値の低い物)をミカン(前者よりも価値が高いもの)に交換して財を成しました。
なぜそのような取引が成立するかというと、人はそれぞれ異なる主観的価値を持つからです。

アブを捕まえようとする子供の親にとってワラはミカン三つよりも高い価値があったため、市場から見れば等価ではない交換が成立しました。
主観的な価値は時間や状況によって大きく変わります。
それを必要とする人に提供することが社会全体の満足度を高め、富を増大させます。

物を安く仕入れて高く売るほど、利益は大きくなります。
どれだけ稼げるかは、どこでどれだけの需要を見つけてロスなく移動させるかにかかっています。
この「価格差を見つけて利用する能力」のことを、「稼ぐ力」と呼びます。

わかりやすい事例として、誰もが必要とする飲料水の例を挙げましょう。

飲みにくい水を飲む

水資源の豊富な日本国内とエジプトの乾燥地帯では、水の価値が違います。
日本のコンビニで100円で買えるミネラルウォーターも、エジプトでは倍の値段で売れるかもしれません。

100円で買ったペットボトルを200円で売れば、差し引き100円の利益を得ることができます。
輸出(輸入)企業はこのように国内外の価格差を利用して、お金を稼いでいます。

商社や小売店、せどりや転売屋の仕事も原理としては同じです。
買い占めに走る転売屋は価格を吊り上げるため批判されがちですが、安く買って高く売るという本質は何も変わりません

農家や工場などの生産者、作家や芸術家は一見転売とは違うように見えますが、同じ原則に従っています。
材料や燃料、自身の労働力が原価になり、それ以上の値段で買い取ってくれる人に提供しています。

利益=売り上げ-経費

これがプラスになるように行動することを、私達は「稼ぐ」と呼んでいます。
どんな経営者も売り上げを最大に、経費を最小にするように取り組んでいます。

トレードは、これがさらにシンプルになった形と言えます。

株・外貨・貴金属などを安い時に買って、高くなったら売る。
あるいは高い時に空売りして、安くなったら買い戻します。

ドル円チャート

ただし、砂漠の水の例では地域によって価格差が生じていましたが、こちらは主に時間によって価格差が生じます。
変数が時間であることが、最も大きな違いです。

例えば、本日の円相場が1ドル=100円だったとしましょう。

貴方は100円を1ドルに両替しました。
しかし、その後に円安が進み、一週間後には1ドル=110円になっていました。
そこで再度円に戻すと、差し引き10円の利益が出ました。

最初の時間と一週間後では、USD/JPYが異なっていました。
このように為替レートの時間的変動を利用して利益を出す取引が、FXトレードです。

商売にせよトレードにせよ、それぞれの価格差を利益にしていることは変わりません。
私達の住む世界の座標は物理的に、

四次元座標=(x,y,z,t)

と表されます。
感覚的には距離と時間は全くの別物に感じますが、物理的には距離と時間は等価です。

そこが外国であれ、宇宙であれ、未来であれ、二点間に価格差があれば人は儲け話を作り出します。
投資家や企業家が利益を得ようと思うなら世界の不均一性を理解し、商機を見出さなければなりません。

ポカリ値段

長くなったので、今回はここまで。
反響があれば、次回は「稼ぐ力」のより科学的な解釈についてお話したいと思います。

⇒稼ぐ力育成講座② お金とエネルギーの等価性

⇒アービトラージの真価 本当のサヤ取りとは何か

トレーダーが考えるお客様が神様でない理由

白い粉薬物ソバの王
ソバ売ってるだけなのに!?  ((((;´・ω・`)))

「お客様は神様です」

これは1961年頃に三波春夫と宮尾たか志の対談の間で生まれた言葉ですが、本来の意味から外れてクレーマーを増長させたり、過剰なサービスを正当化する言い訳になってしまっています。

大抵の日本人は礼儀正しいものですが、お店に行くと横柄になる人も少なくありません。
「金を払っているんだから言うことを聞けよ!」
という意味でこの言葉を捉えている人もいるでしょう。

実際コンビニやレストランでは客の方が立場が上であることが多く、店側が偉そうにしていることはまずありません。
店員は笑顔で「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と声をかけますが、客がお礼を言うことは極めて少ない。

「お金を払っているから丁寧に対応するのは当たり前」
という考えが根底にあるのかもしれません。

しかし、この考えは取引の本質からすると明らかに間違っています。
なぜなら、取引とは本来対等な立場で行われるものだからです。

例えば、FXトレーダーらしく「日本円と米ドルの交換」を考えてみましょう。
エセ賢者は100円を両替して1ドルに替えました。

さて、どちらがお客(神様)ですか?

日本円を出した猫賢者?
米ドルを出した取引相手?
インターバンクは取引を仲介しているだけなので、商店ではありません。

もちろん、この両者は対等です。
日本円が上位でも米ドルが上位でもありません。
トレードの世界には現実のお店のように、明確な上下関係は表れません。

ひよこねこ

本来取引とは、二者が互いの所有物を交換する行為を指します。
古くは物々交換が行われていましたが、それでは互いの欲求をマッチングさせるのが難しいためにお金という価値の基準を経由するようになりました。

「100円」と「100円分の価値がある商品」は、市場価値としては等価です。
互いに同等の所有物を差し出すのだから、上下関係は存在しません。
商品と代金であろうと、労働力と賃金であろうと、等価交換においてどちらかが優位ということはあり得ないのです。

しかし、現実にはお金を払う側が優位お金を受け取る側が劣位として扱われることが少なくない。
マクドナルドの店員は常にスマイルを強制されているし、社員に給料を支払う社長は偉そうにしています。
等価交換のはずなのに、なぜこういった現象が起こるのでしょうか?

それは資本主義社会においてお金が持つ交換価値が、商品やサービスの持つ使用価値より重視されやすいのが起因していると考えます。

現金があれば米もパンも買えますが、米でパンを買うことはできません。
価値の基準であるお金は即座に何にでも交換できるため、同額のモノやサービスに比べて高く評価されがちです。
皆がお金の万能性を信じているため、商品を提供する側よりお金を払う側が優位に立ちやすいわけです。

これは資本主義社会においては納得の行くことではありますが、トレードの本来の目的からは外れています。
なぜなら取引の目的とは単なる交換ではなく、互いの価値を高めることだからです。

貴方がコンビニで100円のオニギリを買ったとして、それと100円玉はどちらの方が価値があるでしょうか?
市場価格で言えば同額、スプレッドや兌換性を考えるとマイナスになってしまいます。

何の得もしないのに、貴方はなぜオニギリを買うのですか?

全く価格が安くなっていないおにぎり

貴方がオニギリを買ったのは、自分の中では100円よりも価値が高かったからです。

銅やニッケルの塊を抱えていてもお腹は膨れません。
それよりもオニギリを食べて栄養を取った方が、貴方の満足度は上昇します。
貴方は硬貨をオニギリに替えることで、主観的な価値を高めていたわけです。

主観的価値は、人によってそれぞれ異なります。
だから私達は他人とモノを交換し、自分の中で最大の価値を高めようとします。

個々が欲しい物を交換し続けるほど、それぞれの充足感は高まります。
資本主義社会における取引とは単なるゼロサムゲームではなく、社会全体の幸福度を最大化する仕組みなんですよ。

コンビニで買い物をすれば、客は代金以上の満足を手に入れることができます。
代金を受け取った店側も、提供した物以上の満足を得ます。
その結果双方が得をしたのだから、どちらかが神様なんてことはあり得ない。

そう考えると、客が店員よりも偉そうにしているのはちょっとおかしくありませんか?
店員がニコニコ笑って接客してくれているのに、客がしかめっ面をしながら財布を出しているのは変な感じがしますよね?

取引が客と店がどちらも幸せになるために行うことです。
貴方が代金を支払う時にこの話を覚えていたら、ぜひ店員に負けないように笑顔を返してあげてください。

巨人も働く

⇒ビックマック指数 為替の適正レートとは

老後資金3000万円よりも大切なものがある

パスワードセキュリティ安全は大事
守れないじゃん! (;д;)

「老後資金はいくら必要なの?3000万円あっても足りないの?」

「どうやって貯めればいいの?NISAがいいの?」


これは現代の日本人の大半が抱いている疑問です。

若いうちにどれだけ貯金しておけば老後も安心して暮らせるのか?
答えを知りたいと貴方も思っていることでしょう。

しかし、貯蓄を基準に将来設計を考える時点で間違っているのではないか?
役人や銀行員の常套句に洗脳されて、本当に大事なことを忘れてしまっているのではないか?

そうエセ賢者は思います。

一度原点に帰って考えてみてください。
貴方はなぜ老後資金を貯めようとしているのですか?

今でこそ日本人は世界一の貯蓄率を誇っていますが、ほんの200年前は誰も金融資産を持っていませんでした。
貯金制度ができたのは明治に郵便貯金が作られてからで、本格的に貯蓄を始めたのは太平洋戦争に負けてからです。
元々日本人は貯蓄好きではなかったのです。

それなのになぜ現代の人々は熱心にお金を貯めているのでしょうか?
その理由は、米国の占領政策によって日本の社会構造が作り替えられてしまったからです。

現代の日本には、米国から伝わった個人主義が蔓延しています。
親と子が別々に暮らすのが当たり前になり、非婚の単身世帯や核家族が急激に増加しています。

母親の愛情

私達は自分の意志でそれを選んだつもりでしょうが、それは社会によって植え付けられた価値観です。
なぜなら、個人主義は資本主義にとって都合の良いシステムだからです。

10人が一緒の家で暮らせば、必要な家電は1つで済みます。
テレビも洗濯機も、電子レンジもエアコン、浴槽も自家用車も一つずつあれば十分です。

しかし、各自が単身世帯に移れば10個ずつ用意しなければいけません。
大量生産・大量消費を望む大企業にとっては、皆がバラバラに暮らしていてくれた方が有難いわけです。

消費によって経済が活発化するならそれも悪いとは言えませんが、個人主義は精神安定上大きな問題を引き起こします。
それは各人が心の中に抱える不安です。

人は孤独を恐れます。
なぜなら、将来何かあった時に自分を助けてくれる人がいないからです。

若いうちはいいが、年をとって身体が動かなくなったらどうしよう?
事故や事件に巻き込まれて、生活できなくなったらどうしよう?

未来に懸念を抱く生き物だからこそ、人類は非常時に備えて集団を作ってきました。
要するに、過去の人々は「人」に依存することで安心を手に入れていたのです。
極端な話、家庭も会社も友人も、全て不安を解消するための手段でしかありません。

友達になってください

しかし、個人主義が勢いを増して人と人の繋がりが極端に弱くなると、「人」に依存するのが難しくなりました。
そこで人々が注目したのは、「お金」という最強のアイテムです。

お金は「他人の時間を買う道具」なので、十分な額を持っていればいつでも助けてもらうことができます。
たとえ赤の他人でも札束を差し出せば動かせるのだから、もう身内に頼る必要はありません。

だから私達は、金銭で安心を買うことにしました。
昔のように人に依存する代わりに、お金に依存することにしたのです。

こうして貯金は弱い人々の精神安定剤になりました。
一定以上の貯蓄を持つことが幸福の条件になり、将来の不安を忘れさせてくれるようになりました。

幸福度は年収に比例する将来の不安は低年収ほど低い

しかし、これで本当にいいのでしょうか?
安全欲求に従って貯金を続けるのが、最も賢い生き方なのでしょうか?

行き過ぎた個人主義・資本主義社会において、お金が安心をもたらすのは間違いない。
けれど、お金は不安を解消する手段ではあっても、安心そのものではありません。

いくら貯め込んだところで、インフレが来たら貯金は容易く目減りしてしまいます。
預金封鎖やデノミで失われてしまう危険性もあります。
今のモノやサービスは買えても、将来もそうである確証はありません。

そもそも未来に不確定。
わからないものに対して絶対の安心を求めるのは、根本的に無理な話です。

銀行マンは金融商品を売るためにまず「老後資金はいくら必要か?」というマニュアル通りの話を始めますが、その話を聞く前に思い出してください。
貴方の本能が求めているのは安心であって、お金ではないということを。

消費税は社会保障を賄う手段の一つでしかありませんが、他の手段を議論しないまま強引に具体的な話(軽減税率など)を進めることで「まず増税ありき」が既定路線になってしまいました。
今では税金を取るのが目的化して、社会福祉の充実という本来の目的は忘れ去られています。

お金は善く生きるための手段なのですが、しばしば目的に成り代わってしまいます。
「生きるためにお金がほしい」「お金を稼ぐために生きる」にいつの間にかすり替わっているのです。

働かなきゃ

安心安全の欲求を満たす方法は一つではありません。

「お金」依存して、貯金することで満たすこともできます。
「人」に依存して、仲間を作ることで満たすこともできます。
あるいは宗教家のように天が助けてくれると思って、「神様」に依存することもできます。

どれも間違ってはいません。
ただ、どれであっても絶対の保証は得ることができません。
未来は不確定で、何をもってしても知ることはできないからです。

だから、猫賢者はいずれにも依存しません。
「未来には保証がない」という絶対的な事実を素直に認めて、自身の稼ぐ力を鍛えることを勧めます。

人間ならば不安になるのは当然ですが、それを自分以外の何かに解消してもらおうとするのであれば、本当の意味で自立しているとは言えません。
恐怖を抑えるために使えるものは全て使いながらも、最後のリスクは自分自身で受け止める覚悟が必要ではないでしょうか?

安全と危険

⇒「いくらでも稼ぎたい」は「何もいらない」のと同じ